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Discoverer Viewerを使用する利点

現在、意志決定者は、刻々と変化する会社の情報と主要な業績指標を追跡できるビジネス・インテリジェンス・ソリューションを必要としています。Oracle Business IntelligenceのコンポーネントであるOracle BI Discoverer Viewerは、非定型クエリー、レポーティングおよび分析を直感的に行えるようにするツールです。ビジネス・ユーザーは、データ・ウェアハウス、データマートおよびオンライン・トランザクション処理システムからの情報にすばやくアクセスできます。

Discoverer Viewerを使用すると、ビジネス・ユーザーはデータに基づく情報を容易に得て、汎用性が高く直感的なユーザー・インタフェースであるWebブラウザを介して、企業全体にシームレスに公開することができます。

Discoverer Viewerの使用には、次の利点があります。

使いやすいインタフェース

Discoverer Viewerの使用方法は簡単です。よく知られている用語とWebブラウザを使用して、データを直接操作できます。ブラウザを使用したことがあるユーザーであれば、すぐにDiscoverer Viewerを使用できるようになります。

Discoverer PlusおよびDiscoverer Desktopとの整合性

Discoverer Viewerユーザーは、データベースの既存のビジネス・ビューをすぐに利用できます。Discoverer PlusまたはDiscoverer Desktopを使用して作成されたレポート(ワークブック)はすべて、Discoverer Viewerからすぐに実行できます。

Discoverer Viewerの使い慣れたブラウザ機能

次のようなブラウザの一般的な機能を利用できます。

データベース・セキュリティ

Discoverer Viewerでは、Discoverer Administratorで定義されている既存のデータベース・セキュリティが使用されます。追加設定は不要です。ユーザーは、見る権限のないデータは表示できません。Oracle Applicationsとともに使用した場合、Discoverer Viewerでは、Oracle Applicationsのセキュリティ・モデルが、そのロールと職責も含めて使用されます。Discoverer Viewerは、Oracle Applicationsのセキュリティ・モデルと直接統合できる唯一のビジネス・インテリジェンス製品です。

統合とカスタマイズ

Discoverer Viewerは、スタンドアロンのビジネス・インテリジェンス・ツールとして使用することも、データベース出力をWebサイトやPortalに統合するために使用することもできます。さらに、Discoverer Viewerをカスタマイズして、Webサイトのルック・アンド・フィール(外観と操作性)にあわせたり、会社のロゴや他のイメージを取り込んだり、Web用のカスタムDiscovererアプリケーションを作成することもできます。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer構成ガイドを参照してください。

JavaScript拡張ユーザー・インタフェース

Discoverer Viewerでは、ユーザー・インタフェースの拡張にJavaScriptを使用します。拡張ユーザー・インタフェースを利用するには、ブラウザでJavaScriptとCookieサポートの両方を有効にする必要があります。ブラウザのJavaScriptとCookieサポートの詳細は、ブラウザのドキュメントを参照してください。

言語サポート

Discoverer Viewerでは、多数の言語をサポートしています。「接続」ページまたは「環境設定」ページで、ドロップダウン・リストから言語を選択できます。「接続」ページのドロップダウン・リストでは、ブラウザに設定されている言語がデフォルトとなっています。言語設定の詳細は、ブラウザのドキュメントを参照してください。

Oracle Portalへの公開

Oracle Portalを使用して、Discovererワークブックおよびワークシートを迅速かつ容易に企業の情報ポータルに公開できます。Oracle Portalの直感的なユーザー・インタフェースによって公開の手順が段階的に示されるため、技術的な専門知識のないビジネス・ユーザーにも強力なビジネス・インテリジェンス・ポータルを容易に作成できます。