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条件付フォーマット設定とは、ワークシート値をハイライトするために条件付フォーマットおよびストップライト・フォーマットを使用することです。この項では、Discoverer Viewerで条件付フォーマット設定を使用する方法について説明します。この項の項目は、次のとおりです。
条件付フォーマットによって、特定の条件に一致するワークシート値を強調表示できます。たとえば、30,000より大きい利益値を強調表示できます。
注意: Discoverer Desktopでは、条件付フォーマットは例外とみなされます。
次の例では、条件付フォーマットによって、30,000より大きい「Profit SUM」の値が強調表示されています。「Cincinnati」および「Louisville」の「Profit SUM」値は30,000より大きいため、青の背景色で表示されています。
ストップライト・フォーマット(信号フォーマット)では、様々な色を使用して、ワークシートの数値を「非許容」、「許容」および「望ましい値」に分類できます。デフォルトのストップライト・フォーマットでは、値を「非許容」、「許容」および「望ましい値」として表すために、一般的な赤、黄および緑のカラー・スキームが使用されています。
たとえば、利益値に基づく業績を次のように分類できます。
10,000以下の値は「非許容」で、赤で表示
10,001から29,999の値は「許容」で、黄で表示
30,000以上の値は「望ましい値」で、緑で表示
次の例では、「Profit SUM」値を分類するために、前述の値に基づくストップライト・フォーマットが使用されています。「非許容」カテゴリに分類される値は、赤で表示されています(「Chicago」および「Dallas」など)。「許容」カテゴリに分類される値は、黄で表示されています(「St. Louis」および「Washington」など)。「望ましい値」カテゴリに分類される値は、緑で表示されています(「Cincinnati」および「Louisville」など)。
条件付ヘッダー・フォーマットを使用すると、選択したワークシート・アイテムのヘッダーの外観を変更できます。たとえば、YearおよびRegionアイテムのヘッダーを青の背景で表示し、Profit SUMアイテムの背景をデフォルトの白のままにすることができます。
現在表示されているワークシートに条件付フォーマットを適用するには、そのフォーマットを有効にします。たとえば、既存の条件付フォーマットを使用して、75%を超えるパーセント値を青の背景色で表示してハイライトできます。
現在表示されているワークシートから条件付フォーマットを削除するには、そのフォーマットを無効にします。たとえば、75%を超えるパーセント値を青の背景色で表示してハイライトする条件付フォーマットを削除できます。条件付フォーマットは後でいつでも有効にすることができます。
詳細は、「条件付フォーマットの概要」を参照してください。
条件付フォーマットを有効化および無効化する手順は、次のとおりです。
分析するワークシートを表示します(詳細は、「Discovererワークシートを開く方法」を参照)。
「フォーマット」リンクを選択し、ワークシート・データの上に書式設定ツールを表示します。
「条件付フォーマット」リンクを選択して条件付フォーマット(テーブル/クロス集計)ページを表示します。
条件付フォーマットを有効にするには、そのフォーマットの隣の「表示」列のチェック・ボックスを選択します。
条件付フォーマットを無効にするには、そのフォーマットの隣の「表示」列のチェック・ボックスの選択を解除します。
「適用」をクリックして変更を保存し、ワークシートを表示します。
指定したフォーマット変更が適用されます。
ヒント:「ツール」ラベルの隣のマイナス(-)アイコンを選択すると、書式設定ツールが非表示になります。
2つのフォーマットで同じセルに異なる設定が指定されている場合、最も最近作成されたフォーマットが優先されます。たとえば、ある列の背景色を青に設定してから、行の背景色を赤に設定した場合、交差するセルの背景は赤になります。
条件付フォーマット(クロス集計/テーブル)ページのフォーマットの順序により、競合が発生した場合に適用されるフォーマットが決定されます。リストで上位にあるフォーマットは、下位にあるフォーマットよりも優先されます。
詳細は、「条件付フォーマットの概要」を参照してください。
条件付フォーマットの優先順位を変更する手順は、次のとおりです。
分析するワークシートを表示します(詳細は、「Discovererワークシートを開く方法」を参照)。
「フォーマット」リンクを選択し、ワークシート・データの上に書式設定ツールを表示します。
「条件付フォーマット」リンクを選択して条件付フォーマット(テーブル/クロス集計)ページを表示します。
適用する条件付フォーマットの隣の「上へ移動」アイコンをクリックします。
「適用」をクリックして変更を保存し、ワークシートを表示します。
指定したフォーマット変更が適用されます。
ヒント:「ツール」ラベルの隣のマイナス(-)アイコンを選択すると、書式設定ツールが非表示になります。
条件付フォーマットを作成すると、特定の条件と一致するワークシート値をハイライトできます。たとえば、75%より大きいパーセンテージ値を、青の背景色で強調表示できます。
詳細は、「条件付フォーマットの概要」を参照してください。
注意:ワークシート値を「非許容」、「許容」および「望ましい値」に分類するために色とテキストの書式設定を使用する場合は、条件付フォーマットではなくストップライト・フォーマットを作成します(詳細は、「ストップライト・フォーマットの作成方法」を参照)。
条件付フォーマットを作成する手順は、次のとおりです。
分析するワークシートを表示します(詳細は、「Discovererワークシートを開く方法」を参照)。
「フォーマット」リンクを選択し、ワークシート・データの上に書式設定ツールを表示します。
「条件付フォーマットの作成」リンクを選択して「条件付セル・フォーマットの作成」ページを表示します。
条件付セル・フォーマットの作成ページを使用して、書式設定するワークシート・アイテムを選択し、フォーマットの色とスタイルを指定します。
「適用」をクリックして変更を保存し、ワークシートを表示します。
指定したフォーマット変更が適用されます。
ヒント:「ツール」ラベルの隣のマイナス(-)アイコンを選択すると、書式設定ツールが非表示になります。
テキストおよび色の書式設定を使用して、ワークシートの数値を「非許容」、「許容」および「望ましい値」に分類する場合は、ストップライト・フォーマットを作成します。たとえば、低コスト値を緑、中コスト値を黄、高コスト値を赤で表示できます。
詳細は、「ストップライト・フォーマットの概要」を参照してください。
ストップライト・フォーマットを作成する手順は、次のとおりです。
分析するワークシートを表示します(詳細は、「Discovererワークシートを開く方法」を参照)。
「ストップライト」リンクを選択し、ワークシート・データの上にストップライト書式設定ツールを表示します。
「フォーマット」ドロップダウン・リストを使用して、フォーマットを適用する対象を、すべてのセル、選択したセルまたはアイテムやメジャーのセルの中から指定します。
「非許容」フィールドと「望ましい値」フィールドにしきい値を入力します。
注意:しきい値には、その値自体も含まれます。たとえば、「望ましい値」フィールドで30,000を選択した場合、30,000以上の値にこのカテゴリを適用します。
(オプション)「非許容」、「許容」および「望ましい値」フィールドの隣のカラー・パレット・アイコンを選択してカラー・パレットを表示し、そのカテゴリを表す色を変更します。
「実行」をクリックしてワークシートにストップライト・フォーマットを適用します。
指定したフォーマット変更が適用されます。
ヒント:「ツール」ラベルの隣のマイナス(-)アイコンを選択すると、書式設定ツールが非表示になります。
特定のワークシート・アイテム・ヘッダーの外観を変更するには、条件付ヘッダー・フォーマットを作成します。たとえば、Regionアイテムについて、ワークシート・アイテム・ヘッダーの背景色を青に変更できます。
詳細は、「条件付ヘッダー・フォーマットの概要」を参照してください。
条件付ヘッダー・フォーマットを作成する手順は、次のとおりです。
分析するワークシートを表示します(詳細は、「Discovererワークシートを開く方法」を参照)。
「フォーマット」リンクを選択し、ワークシート・データの上にストップライト書式設定ツールを表示します。
「条件付フォーマット」リンクを選択して条件付フォーマット(テーブル/クロス集計)ページを表示します。
「条件付ヘッダー・フォーマットの作成」をクリックして「条件付ヘッダー・フォーマットの作成方法」を表示します。
条件付ヘッダー・フォーマットの作成ページを使用して、書式設定するワークシート・アイテムを選択し、フォーマットの色とスタイルを指定します。
「適用」をクリックして変更を保存し、条件付フォーマット(テーブル/クロス集計)ページを表示します。
「適用」をクリックして条件付フォーマット(テーブル/クロス集計)ページを閉じ、ワークシートを表示します。
指定したフォーマット変更が適用されます。
ヒント:「ツール」ラベルの隣のマイナス(-)アイコンを選択すると、書式設定ツールが非表示になります。
条件付フォーマットの機能を編集して、その動作を変更できます。たとえば、「許容」ストップライト・カテゴリの色を黄からオレンジに変更できます。
条件付フォーマットを編集する手順は、次のとおりです。
分析するワークシートを表示します(詳細は、「Discovererワークシートを開く方法」を参照)。
「フォーマット」リンクを選択し、ワークシート・データの上に書式設定ツールを表示します。
「条件付フォーマット」リンクを選択して条件付フォーマット(テーブル/クロス集計)ページを表示します。
変更するフォーマットの隣の「編集」列で鉛筆アイコンを選択し、そのフォーマット・タイプの編集ページを表示します。
フォーマットに必要な変更を加えます。
「適用」をクリックして変更を保存し、編集ページを閉じます。
「適用」をクリックして条件付フォーマット(テーブル/クロス集計)ページを閉じ、ワークシートを表示します。
指定したフォーマット変更が適用されます。
ヒント:「ツール」ラベルの隣のマイナス(-)アイコンを選択すると、書式設定ツールが非表示になります。
現在表示されているワークシートから条件付フォーマットを完全に削除するには、そのフォーマットを削除します。たとえば、75%を超えるパーセント値を青の背景色でハイライト表示する条件付フォーマットを削除できます。
ヒント:条件付フォーマットを再度使用する場合は、条件付フォーマットを削除せずに無効化します(詳細は、「条件付フォーマットを有効化および無効化する方法」を参照)。
条件付フォーマットを削除する手順は、次のとおりです。
分析するワークシートを表示します(詳細は、「Discovererワークシートを開く方法」を参照)。
「フォーマット」リンクを選択し、ワークシート・データの上に書式設定ツールを表示します。
「条件付フォーマット」リンクを選択して条件付フォーマット(テーブル/クロス集計)ページを表示します。
削除する条件付フォーマットの隣の「削除」列でゴミ箱アイコンを選択します。
ヒント: 現行のワークシートから、「フォーマット・バー」ツールバーを使用して適用されたすべての書式設定を削除するには、「すべてのフォーマット設定の削除」をクリックし、確認ページで「はい」をクリックします。
「適用」をクリックして変更を保存し、ワークシートを表示します。
指定したフォーマット変更が適用されます。
ヒント:「ツール」ラベルの隣のマイナス(-)アイコンを選択すると、書式設定ツールが非表示になります。