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このページでは、ワークシート・データ・セルをここで定義する条件に応じて指定のフォーマットで表示する、条件付セル・フォーマットを作成できます。
たとえば、Profit SUMアイテムが$10,000より大きいときにワークシート・データ・セルの背景を青で表示するようにフォーマットを設定するには、次の操作を実行します。
「アイテム」フィールドで「Profit SUM」を選択します。
「演算子」ドロップダウン・リストから「より大きい(>)」を選択します。
「値」フィールドに10,000と入力します。
「背景」カラー・パレットから青を選択します。
その他の条件付フォーマット設定オプションの詳細は、次の項目を参照してください。
名前
このフィールドに、条件付セル・フォーマットの名前を入力します。Discoverer Viewerではデフォルト名が生成され、ユーザーによる編集が可能です。
アイテム
このドロップダウン・リストを使用して、条件付フォーマットを適用するアイテムまたはメジャーを選択します。数値アイテム(Profitなど)を選択する必要があります。
演算子
このドロップダウン・リストを使用して、「値」フィールドで指定した、選択したアイテムまたはメジャーの値に対して使用する演算子(>、<、=など)を選択します。
値
このフィールドに、選択したアイテムまたはメジャーに適用する値を入力します。このフィールドに入力した値が、選択したアイテムまたはメジャーに適用されます。選択した演算子は、この値に適用されます。このフィールドには、数値を入力する必要があります。
ディメンション
この読取り専用フィールドには、条件付フォーマットを適用できるディメンション(Year、Region、Cityなど)が表示されます。
注意:このフィールドは、クロス集計ワークシートについてのみ表示されます。
メンバーへのフォーマットの適用
この読取り専用フィールドには、フォーマットの適用対象として選択したディメンション・メンバー(2002、East、Bostonなど)が表示されます。
注意:このフィールドは、クロス集計ワークシートについてのみ表示されます。
編集
このアイコンを使用して<メンバー>の選択ページを表示し、条件付フォーマットを適用する1つ以上のディメンション・メンバーを選択できます。たとえば、メンバーがCityの場合、特定の都市(Parisなど)を選択し、条件がTRUEのときにこの都市に条件付フォーマットを適用するようにできます。
注意:このフィールドは、クロス集計ワークシートについてのみ表示されます。
注意: 選択の編集を可能にするディメンションのテーブルが表示されずに、選択を変更できないというメッセージがDiscovererで表示される場合があります。Discovererでは、次の場合にこのメッセージが表示されます。
複数のセルの範囲を選択した場合
この場合は、選択が複雑であるために、セルのディメンション・メンバーによって識別できないことが原因です。
クロス集計がアウトライン・モードのとき、ある階層の1レベル上位にあるメンバーに(下位レベルにある行の他に)そのレベル固有の行があり、ユーザーによりそれらの行の1つが選択された場合
たとえば、クロス集計で国とその国の都市が表示される場合などです。アウトライン・モードでは、日本という固有の行があり、大阪や東京の行がその下に表示されます。フォーマットを日本の行に適用すると、都市に対する値がないため、選択が複雑となりディメンション・メンバーで表示できません。
選択されたセルが現在クロス集計に表示されていない場合
たとえば、大阪の行または列が選択されており、次にドリルアップしてクロス集計で日本の都市が表示されないようにした場合、選択されたセルはクロス集計に表示されなくなり、このページで選択を編集できなくなります。再度日本にドリルダウンすると、このページで選択を編集できるようになります。
太字
このドロップダウン・リストを使用して、条件付セル・フォーマットで太字フォーマットを適用するか削除するかを選択します。
斜体
このドロップダウン・リストを使用して、条件付セル・フォーマットで斜体フォーマットを適用するか削除するかを選択します。
下線
このドロップダウン・リストを使用して、条件付セル・フォーマットで下線フォーマットを適用するか削除するかを選択します。
背景
このカラー・パレットを使用して、条件付セル・フォーマットで適用する背景色を選択します。
フォント
このカラー・パレットを使用して、条件付セル・フォーマットで適用するフォントの色を選択します。
枠線
このエリアを使用して、選択したワークシート・セルの罫線のスタイルおよび罫線の色の書式設定を選択できます。
注意:このフィールドは、OLAP接続を使用している場合にのみ表示されます。
スタイル
このドロップダウン・リストを使用して、選択したワークシート・セルの罫線のスタイルを選択します。
注意:このフィールドは、OLAP接続を使用している場合にのみ表示されます。
線の色
このアイコンを使用してカラー・パレットを表示し、選択したワークシート・セルで使用する罫線の色を選択できます。
注意:このフィールドは、OLAP接続を使用している場合にのみ表示されます。
アウトライン、下、上、左、右
これらの行を使用して、選択したワークシート・セルすべてに使用する罫線を設定できます。
注意:このフィールドは、OLAP接続を使用している場合にのみ表示されます。
数値
このエリアには、数値のカテゴリに応じて異なる内容が表示されます。
カテゴリ
このフィールドを使用してカテゴリを選択すると、適切なコントロールが表示されます。選択したカテゴリに応じて、次のコントロールが表示されます。
注意:このフィールドは、OLAP接続を使用している場合にのみ表示されます。
負の数の表示フォーマット
このドロップダウン・リストでは、負の数のフォーマットを指定します。このドロップダウン・リストは、「数値」および「通貨」カテゴリについて表示されます。
小数点以下の桁数
このドロップダウン・リストから、必要な小数点以下桁数を指定します。このドロップダウン・リストは、「数値」、「通貨」および「パーセンテージ」カテゴリについて表示されます。
スケール
このドロップダウン・リストでは、数値を略して表示するかどうかを指定します。たとえば、このドロップダウン・リストで「1000」を指定すると、値10000は10として表示されます。このドロップダウン・リストは、「数値」および「通貨」カテゴリについて表示されます。
通貨記号
このドロップダウン・リストでは、セルに使用する通貨記号を選択します。このオプションを設定しても、通貨換算は実行されません。したがって、適切な通貨記号を適用するように注意してください。このフィールドは、「通貨」カテゴリについてのみ表示されます。
<スケール>を表す<文字>を表示
このチェック・ボックスを選択して、ワークシート・セルで使用する数値の略語を識別します。たとえば、「スケール」ドロップダウン・リストで「1000」を指定すると、このチェック・ボックスのラベルは1千に対しKを表示となります。このチェック・ボックスを選択して設定を適用すると、Discoverer Viewerでは値10000は10Kと表示されます。このチェック・ボックスは、「スケール」が「なし」以外の値に設定されている場合に、「数値」および「通貨」カテゴリについて表示されます。
桁区切りを使用
このチェック・ボックスを使用して、1000の桁の後にカンマを表示できます。たとえば、「スケール」を「なし」に設定し、このチェック・ボックスを選択すると、値10000は10,000と表示されます。このチェック・ボックスは「数値」カテゴリについてのみ表示され、ロケール(すなわち言語)に依存しています。
挿入
このドロップダウン・リストを使用してカスタム・フォーマットを作成し、「実行」を選択して「カスタム・フォーマットの編集」フィールドにアイテムを追加できます。このドロップダウン・リストは、「カスタム」カテゴリについてのみ表示されます。
カスタム・フォーマットの編集
Oracleの数値書式設定に慣れている場合は、このフィールドにOracle数値フォーマットを入力できます。または、「挿入」ドロップダウン・リストを使用してフォーマット指定を使用できます。このフィールドは、「カスタム」カテゴリについて表示されます。
注意: 1つの数値フォーマットが適用されるカテゴリは1度に1つのみです。選択したカテゴリにのみ設定が適用されます。
日付
このエリアには、日付のカテゴリに応じて異なる内容が表示されます。
カテゴリ
このフィールドを使用してカテゴリを選択すると、適切なコントロールが表示されます。選択したカテゴリに応じて、次のコントロールが表示されます。
注意:このフィールドは、OLAP接続を使用している場合にのみ表示されます。
日付オプション
このリストを使用して日付フォーマットを選択します。このリストは、「日付」カテゴリについて表示されます。
時間オプション
このリストを使用して時刻フォーマットを指定します。このリストは、「時間」カテゴリについて表示されます。
日時オプション
このリストを使用して日時フォーマットを指定します。このリストは、「日時」カテゴリについて表示されます。
挿入
このリストを使用してカスタム・フォーマットを作成し、「実行」を選択して「カスタム・フォーマットの編集」フィールドにアイテムを追加できます。このフィールドは、「カスタム」カテゴリについて表示されます。
カスタム・フォーマットの編集
Oracleの日付書式設定に慣れている場合は、このフィールドにOracle日付フォーマットを入力できます。または、「挿入」ドロップダウン・リストを使用してフォーマット指定を使用できます。このフィールドは、「カスタム」カテゴリについて表示されます。
注意: 1つの日付フォーマットが適用されるカテゴリは一度に1つのみです。選択したカテゴリにのみ設定が適用されます。
注意: このページでは、標準キーボード・ナビゲーションを使用します。マウスを使用しない場合、カラー・グリッドを使用して色を選択できません。かわりに、RGB値(黒の場合は#330033など)を入力してください。